ワークをメールで送信する方法
を解説します。

イラレのデータ内で使用したフォントを
相手が持っておらず、
更にアウトライン化を行なっていない場合、
フォントが置き換えられて
表示されてしまい、
相手に再度データを送信しなくては
ならなくなってしまいます。

また、データ容量が大きいデータを
送信する場合、送信に時間がかかったり、
送信自体ができなかったり、
送信できたとしても
データを開くことができない
場合があります。

デザイナーとしてのデザイン業務で
取引先に迷惑をかけてしまわないためにも、
メールでデータを送信する方法を
覚えておきましょう。

フォントをアウトライン化する

フォントが置き換えられてしまわないよう、
送信するイラレデータは、
アウトライン化を行いましょう。

 

フォントをアウトライン化する方法

 

①全てのレイヤーのロックを解除する

 

全てのレイヤーのロックを解除します。

ロックの解除は、ショートカットキー、

Mac:Command+Option+2
Windows:Control+Alt+2

で行うことができます。

 

②全てのデータを選択する

 

全てのデータを選択します。

ショートカットキー、

Mac:Command+A
Windows:Control+A

で、全てのデータを選択することができます。

 

③アウトライン化する

 

フォントをアウトライン化します。

ショートカットキー、

Mac:Command+Shift+O
Windows:Ctrl+Shift+O

でアウトライン化できます。

 

④アウトライン化を行なったデータに名前を付ける

アウトライン化を行なったデータに、
「_ol」(アウトライン)という名前をつけます。

一度アウトライン化すると
元には戻せないため、

アウトライン前のデータも
必ず手元に保管しておきましょう。 

 

⑤アウトライン化しそびれているフォントがないか確認する

 

[書式]→[フォント検索]から
フォントを検索して、
アウトライン化しそびれている
フォントがないか確認します。

フォント情報が0になっていれば、
きちんとアウトライン化が
行われている証拠です。

 

ギガファイル便でデータを送信する

 

大きなデータを
メールに直接添付するのではなく、
ギガファイル便で送信しましょう。

 

ギガファイル便でデータを送信する方法

 

①ギガフィル便のサイトを表示する

 

ギガファイル便のサイトを表示します。

https://gigafile.nu

↑こちらがギガファイル便のURLです。

 

②データの保存期限を最長に設定する

 

相手が誤って、データを保存
しそびれてしまった場合でも間に合うよう、
保存期限を最長に設定します。

 

③データをドラッグ&ドロップする

 

送信するデータをドラッグ&ドロップします。

 

④データをまとめる

送信するデータが複数ある場合は、
データをまとめます。

 

⑤URLをコピーする

矢印をクリックし、URLをコピーします。

 

⑥URLをメールに記載する

コピーしたURLをメールに記載します。

 

まとめ

 

ワークをメールで送信する方法でした。

デザイナーとしてのデザイン業務でも
必須の工程なので、
必ず覚えておきましょう!