コンペで勝つコツ

コンペで選ばれる確率をあげるコツは、
大きく4つあります。

デザイナーとして活躍するために
意識するべき項目をまとめましたので、
ぜひ実践してみてくださいね!

デザイン案は基本的に5案以上作る

デザイン案は基本的に5案以上、
最低でも3案は作って提案しましょう。

純粋に、選択肢が多い方が
選ばれる確率が上がりますし、
自分では予想していなかったものが
選ばれることは多く、
何が相手に刺さるのか、
提案してみるまで分からないからです。

また、複数の案を提案することで、
自分の考えやデザインを多面的に
知ってもらうことができますし、
何より、プロジェクトに進捗に
向き合っている姿勢、
本気度が伝わります。

5案以上作るという気持ちで制作すると、
アイデア出しの量も増えますよね。

アイデア出しの量が増えることで、
自分の想像を超えた、
良い案が生まれることにも繋がったりと、
良いこと尽くめです。

プレゼンまでのスケジュールは
詰まっていることが多く、
忙しく大変ですが、大変な中でも
頑張る価値は大いにありますから、
ぜひ意識してやってみてくださいね。

 

できるかぎり分かりやすく言葉にする

クライアントによっては、
デザインを専門的に
やっているわけではない人に対して
プレゼンする機会もあるでしょう。

作品を言葉にするのは
とても難しいことですが、
できる限り言語化し、
どんな相手にも伝えられるようにする
努力が必要です。

「感覚」など、
伝えることが難しい場合でも、
何かに例えて説明するなど、
なんとかして言葉にしましょう。

素晴らしいデザインを作ったとしても、
言葉足らずだったことにより
その良さが伝わらずに落選してしまう
なんてことがあったら、
あまりにも勿体ないですから、
制作した形の裏の意味まで伝わるよう、
言語化していきましょう。

 

形ができる過程を図にする

図には、スピーディーに物事を
伝えることができる効果があります。

何千文字の文章の内容を
一発で伝えられてしまう力が
図にはあるのです。

頭の中にあるものを
一生懸命言語化した後は、
どのようにして形を作ったのか、
図にして、誰が見ても分かるように
視覚的に伝えましょう。

自分の中では、見ればわかるじゃん!
なんて思うことでも、
残念ながら、その多くは伝わっていません。

これは言わなくても分かるでしょ…?は
通用しないという気持ちを
持っておくことが大切です。

 

例:日本女子体育大学附属保育園の
ロゴができるまでを表した図

 

例:東京都下水道局ZINE
の表紙ができるまでを表した図

 

前倒しで仕事を進める

①5案以上作る
↑これがまず大変。
時間無い。でもやらなくては。

②言語化する
↑自分の頭の中を言葉にする!
これが結構難しいのだ!時間かかる!

③図にする
ようやくデザイン案作れたと思ったら
図にしなきゃあああ
時間なあいいい
終わらぬううう

 

デザイナーの仕事は、
とにかくやることが多いのです。

かっこいいデザイン作って、
はい終わり〜とはいきません。

締め切りが短い場合も多く、
常に時間との戦いです。

どれだけ時間が無い中でも
いかに基本的なことを
しっかりとやれたかということが
勝敗を分けます。

ですから、コンペで勝つ
一番のコツは結局、
「前倒しで仕事を進めていくこと」
かもしれませんね。

デザイン案を作った後にも、
まだまだやることがある…!
ということを忘れずに、
なるべく前倒しで
頑張っていきましょう。

それが一番難しいんですけどね…笑
無理だけはせず、頑張りましょうね。