「私は下手だなぁ…」
「みんな上手くて凄いなぁ…」
人と比べて落ち込んでしまう。
これは作品を制作している人なら
誰しもが一度は通る道なのでは
ないでしょうか?
作品制作で人と比較して
落ち込んだ時の対処法を、
グラフィックデザインの
知識や技術を活かし、
アーティストとして活動する
私の視点から分かりやすく解説します。
上手い人ならいくらでもいる
人と比べて落ち込んだ時に
まず思い出したいのが、
「上手い人ならいくらでもいる」
という事実です。
”上手さ”に目を向けたら
キリがありません。
上手いのは当たり前という世界の中で、
自分自身を見つめ、
自分の作品の個性を
伸ばしていくことが大切です。
周りに上手い人がいることはラッキーなこと
上手い人の中にいると、
どんどん自分と他人を比較してしまい
ブルーな気持ちになってしまう
こともありますよね。
しかし、そんな時は、
周りに上手い人がいるということは
非常にラッキーなことだということを
思い出しましょう。
「上手さの基準」が上がるので、
自分の作品に対する基準も上がり、
作品の上達に繋げていくことができます。
自分の作品の個性に気づき
個性を伸ばしていくためには、
基礎を固めること、
最低限の技術力を
身につけることが大切です。
個性は、しっかりとした
基礎力、技術力の上に
成り立ちます。
しっかりと作品制作の
土台を固めつつも、
あまり”上手い”ということに
囚われすぎず、
自分の作品の個性を
伸ばしていきましょう。
今は下手でも、 私はダメだと思う必要はない
今は自分の納得のいく作品を
作れなくても、「私はダメだ」と
思う必要はありません。
なぜなら、それがあなたの
唯一無二の魅力だからです。
練習すれば、いずれ上達します。
上手くなれば、もう二度と
下手な頃の自分には戻れません。
欠点には自分の個性が詰まっています。
過去の自分の作品や道のりを
振り返られるようにしておくと、
未来の作品制作にとても役立ちます。
プロのデザイナーやアーティストも、
客観的に自分自身を振り返るために
過去の自分の作品を振り返ることを
しています。
納得のいく作品を作れるようになる
その過程をなるべく楽しみながら、
もがいた記録はできるだけ
残しておくようにしましょう。
比べるべきは過去の自分
比べるべきは過去の自分です。
周りと比べたらまだまだだったとしても、
必死に練習していれば、
少なくとも一年前の自分よりは
確実に成長しているはずです。
周りと比べて上手いか下手かではなく、
過去の自分と比べて
成長しているかどうかに
目を向けてみましょう。
そんなこと、気にする。
そんなこと気にしなくてもいいよ〜
と言う人もいるかもしれませんが、
私は気にしていました。
私の経験では、周りを気にしないのは
不可能だと思います。
だって、みんな凄いんですもの。
こんなことを気にしている自分なんて…
と自らを責める必要は一切ありません。
気にしてはいけないと思うほど
気にしてしまいますし、
私は存分に気にしていいと思います。
その代わり、上手くていいなあ〜
羨ましいなあ〜と思うエネルギーを
全て自分の作品の上達に向けましょう。
悔しい!という感情のエネルギーは
何よりも強力な原動力になりますから、
この感情を大切に、
自分自身の成長のために活かしましょう。
まとめ
上手い人ならいくらでもいるけれど、
あなたの作品はあなたにしか
作れません。
とにかく自分自身の作品制作に集中し、
自らの良さを伸ばしながら、
上手い下手を凌駕した境地を
目指しましょう。
誰かとの比較ではなく、
あなた自身の唯一無二の
作品の価値を高めていく
イメージを持つことが大切です。
誰とも比較できないくらい、
行けるところまで行こうという
気持ちで制作できたら良いですね。
落ち込みそうになったら
一旦周りを見るのをやめて、
全てシャットアウトでOKだと
私は思います。
基礎力と技術力を身につけて、
自分の作品の個性を磨いていきましょう。
参考になれば幸いです。