やるべきことを後回しにしてしまう
癖を直す方法を、
グラフィックデザインの
知識や技術を生かし、
アーティストとして活動する私の視点から
分かりやすく解説します。
この記事では、大なり小なり
完璧主義な一面をお持ちの方には
特に参考にしていただけるであろう
内容をまとめました。
私自身悩み、試行錯誤を重ねながら
解決策を考えてきた、少し考え方を
変えただけでだいぶ癖を改善でき、
精神的な負担を軽減することができる、
自分を責めない考え方を
ご紹介してゆきますので、
ぜひ最後まで読んでみてくださいね！
こちらの記事で執筆する内容は
あくまで私の個人的な意見ですので、
そういうやり方、考え方もあるのだなという
参考程度に読んでいただけると幸いです。
迫りくる締め切り
締め切りが迫ってくる、
あの恐怖ったらないですよね。
夢にまで出てくる勢いです。
恐怖から逃れるように、そんな時に
限ってネットサーフィンをしてしまったり、
全く関係のないことに
没頭してしまったりするものです。
そして案の定ギリギリになって
自分を責めて…の繰り返し。
締め切りのたびに徹夜を
繰り返しているようでは
身も心も持ちません。
私自身、学生時代は課題や
デザインの仕事でやるべきことが多過ぎて、
ギリギリになってしまうたびに、
自分はなんてだらしのない人間なのだと、
自信がどんどん無くなってしまうという
最悪な状態を繰り返していました。
こんな状態ではダメだと思い、最後まで
ストレスなく仕事をやり遂げられる自分の
メンタルの持っていき方はないものかと、
自分なりにずっと考えてきました。
できない自分を受け入れる
後回しにする癖を治すコツは、
できない自分を受け入れることです。
色々考えた挙句、辿り着いたのは
至極シンプルなことでした。
締め切りの恐怖も、だらしがない自分も、
とりあえず一回
丸ごと受け入れてみましょう。
完璧主義な一面がある私は以前、
ダメな自分をどうしても
受け入れることができず、まるで、
ダメな自分をもう一人の自分が責め立て、
無理やり仕事をやらせているかのような
状態の時期がありました。
そんな状態ではうまくいきません。
自分自身にも一人の人間として
普段友達に接するように、
優しい態度で接しなければならないという
当たり前のことに気付いてからは、
なるべく自分を理解できるよう、
対話するような気持ちで
接するよう心がけたことで、
精神的にだいぶ楽になりました。
全てを完璧に行おうと思う
気持ちは個性であり、
うまく活かすことができれば
良い武器になりますが、
それが自らを苦しめてしまわないよう、
うまく自分を適切な方向へ
連れて行ってあげる努力が必要です。
大事なのは切り替え
締め切りが怖いものは怖い！
恐怖から逃れるために
ネットサーフィンをしても良い！
大切なのは、その後にしっかりと
切り替えることです。
ネットサーフィンしてしまった！
もう時間がない、
ああもうダメだ全部終わった。
ではなく、
ネットサーフィン楽しかった！
これはこれで良い。
さて仕事を終わらせよう！
というように、
過ぎたことを責めず、
切り替えて次に進むことができるだけで、
状況はかなり改善します。
とりあえず1分仕事をする
「何時からは必ず1分仕事をする」
というように、時間を決めて、
とりあえず1分仕事をしてみましょう。
この1分が非常に大切で、
一度仕事に取り掛かることさえできれば
不思議なもので多くの場合そのまま1分以上
仕事をすることができてしまいます。
後回しにしてしまう癖に効く言葉
“「今」できないなら、後でもできない”
ついつい心のどこかで、
「まだ夜があるしなあ…」
なんて思ってしまう私には、
この言葉は効果絶大で、
私はいつもこの言葉を思い出すたびに
おっと、やらなくては…！
という気持ちになります。
後回しにしたくなるのは、
一度に色々なことを考えすぎているから。
そして、無意識にその全てを
完璧に仕上げようとしているから
だと思います。
自分に過度な期待をせず、
ほどよく諦め、とりあえずやってみる。
いつも頑張れる人なんていないし、
人間、ダメな方がデフォルトです。
とにかく「今」に集中し、
何かひとつでも課題をクリアできたら、
その都度自分を褒めましょう。
「ひとつしか出来なかった」
と捉えるのではなく、
「ひとつ出来たんだ」
と捉えるだけでも、
心のざわめきはスッと落ち着くものです。
否定からは何も生まれませんので、
自分をなるべく肯定する方向で、焦らず、
ゆっくりでも良いので一つ一つ
やるべきことを片付けてゆくことが大切です。
「締め切り」について考える
そもそも今追われている締め切りは
自分にとって本当に必要なものなのか、
今一度考えてみることも大切です。
もはや締め切りに合わせようともがくよりも、
締め切りを自分で決められるような
働き方を目指した方が
幸せになれるかもしれません。
とにかく自分自身の内面と向き合いながら、
働き方を見直してみる時間を
時にはとってみることも
大切かもしれませんね。
休むことも仕事
頑張り屋な方ほど忘れがちですが、
常に頑張れる人などいないのです。
何も出来なかった時間というのも
きっと必要な時間ですし、
頑張れないということも
心のサインかもしれません。
健康第一、自分を大切に。
休んだらまた歩き出せるので、
安心して心ゆくまで休みましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか？
私の経験がお役に立てれば幸いです。
よかったら参考にしてみてくださいね！
